県名として当たり前に呼んでいますが、群馬という名前になった由来ってなんなんだろう…と思ったことはありませんか?
なぜ群馬という名前になったのか、どうして馬がつくのかなど、群馬という県名には謎がいっぱいですよね!
そこで、この記事では群馬という名前になった由来、意味、昔の名前などを調べてまとめてみました!
群馬にはなぜ馬がつくのか、由来や理由、意味、昔の名前、競馬との関係
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群馬はなぜ馬がつくの?由来や理由が気になる!
結論から申し上げますと、古墳時代の3~7世紀頃、上毛野国は国内トップクラスの馬の生産地だったため、群馬という名になったと考えられています!
昔、群馬県にはたくさん馬がいたんですね。
また、いつから群馬という名前で呼ばれるようになったのか調べてみました!
奈良時代の713年、国や郡や郷の名前は漢字2文字で表すようにと勅命が下ったときに、群馬という地名が生まれたんです!
そのため、国名「上毛野国(かみつけのくに)」は「上野国」に、郡名「車(くるま)郡」は「群馬(くるま)郡」になりました♪
車と呼ばれていた理由は、車持公(くるまもちのきみ)氏という豪族がいたからだとも、曲がって流れる川を「くるま」と言ったからとも…。
ではなぜ漢字2文字に名を改めるとき「群れる馬」と書くことになったのでしょうか?
群馬はどういう意味なの?
人生初の群馬県は、R292渋峠を走り中之条町から入りました!!!#河童放浪記#202309秋の自走強化週間_走り屋の幻影を追いかけて pic.twitter.com/ycvC1wHsV2
— 河童(ポリゴンの人) (@kappa_polygon34) September 14, 2023
ひとつ上の項目で書いた通り、群馬と名付けられたのは713年のことでした!
しかし全国の国などの名前が改められた時期だったこともあり、なぜ「群馬」という字があてられたのかは分かっていません!
「くるま」という読み方ができる漢字をあてるとき、国内トップの馬の生産地だったことが考慮されたと考えられています♪
群馬の昔の名前は?
飛鳥時代の6世紀頃、群馬は「上毛野国(かみつけのくに)車評(くるまのこおり)」と呼ばれていました!
「車」と呼ばれた由来は、豪族の車持公(くるまもちのきみ)氏だというのが有力な説なんですよ♪
702年になると「評」は「郡」と改められますが、「車」という名前はそのまま引き継がれました!
しかし713年に朝廷からの命令で地名は漢字2文字にするように言われ「くるま」の読み方はそのまま「群馬」という字があてられました!
「上毛野国(かみつけのくに)」も「上野国」に漢字だけを変えましたが、鎌倉時代には「こうずけのくに」と読み方も変わります!
江戸時代まで群馬は「くるま」と読まれていましたが、明治時代になると「ぐんま」という読み方が確定されたんですよ♪
明治時代の1871年に廃藩置県によって群馬郡は前橋県や高崎県など、藩がそのまま県に置き換わった形で県ができました!
しかし細かく分かれた藩がそのまま県となっていると不便なことも多く、何度も移動や吸収合併、県名の変更が行われました!
そして元・勢多(せた)郡の前橋市と元・群馬郡の高崎市が県庁をめぐって争い、高崎市から県名を取ることで前橋市が県庁を得たと言われています♪
群馬の有名な馬は?競馬との関係も気になる!
実は、群馬には競馬場があったんですよ! 宇都宮競馬場や足利競馬場、高崎競馬場などです♪
しかし、連携していた3つの競馬場は同時期に経営難になってしまい、2003年から2005年の間に廃止されてしまったんです…。
高崎競馬場は2023年現在、展示場やホールなどの入った群馬コンベンションセンター(愛称:Gメッセ群馬)になっています♪
競馬場はなくなってしまいましたが、今でも群馬では乗馬クラブなどで馬と触れ合うことができます!
特に群馬県吉岡町にある赤城乗馬クラブには、トウカイテイオーの娘や息子、オグリキャップの娘などがいるんですよ♪
古代には馬の一大生産地でしたが、現在の群馬は引退した競走馬が第二の人生を送れる場となっているんです!
まとめ
以上、群馬にはなぜ馬がつくのか、由来や理由、意味、昔の名前、競馬との関係についてまとめると
・713年に勅命によって「群馬」という漢字2文字があてられた
・群馬と名付けられる前は「車(くるま)」と呼ばれていた
・「群馬」という字があてられた理由ははっきりしていない
・群馬のあたりは古代、国内トップの馬の生産地だった
・明治時代「群馬」の読み方が「ぐんま」に確定された
・前橋市と高崎市が県庁をめぐって争った結果、県名が群馬になった
・2005年までは群馬にも競馬場があった
・現在の群馬は、引退した競走馬が第二の人生を送る場となった
とのことでした!
古代には朝廷にも一目置かれる馬の生産地だった群馬は、安楽死するはずだった競走馬が第二の人生を送る場所になっているんですね♪
少しでも参考になれば幸いです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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