2023年の群馬では猛暑日が30回を超える猛暑日が記録されました!
桐生市では史上最多の37日間だったとか…。
地球沸騰化といわれていますが、どうして群馬はこんなに暑いのかと疑問に思ってしまいますよね!
この記事では群馬が暑い理由、特に暑い場所、冬の気候などを調べてまとめてみました!
群馬が暑い理由、気候や地形の特徴、特に暑い場所、冬の気候
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群馬はなぜ暑いの?気候や地形の特徴を紹介!
祝・群馬県民の日!地理院地図の「自分で作る色別標高図」で地形を見てみました。 pic.twitter.com/dXD5BV4QXh
— 地理Bの旅 (@chiri_b_geo) October 28, 2022
群馬といえば、館林や伊勢崎などの全国の暑さランキング上位に食い込む市町村があることで有名ですよね!
では、どうして群馬には暑い地点が多いのでしょうか?
調べてみると、群馬の独特な地形が暑さを引き起こしていることが分かりました!
群馬は「夏は暑く、冬は寒い」といわれる地形です。その理由のひとつは、群馬が海なし県であることなんです!
夏は太平洋側から南風が吹いてくるのですが、群馬と東京湾の間には東京都と埼玉県があります!
都市部は人や建物が多いためヒートアイランド現象で空気が温められます。その風が群馬に届くことで、群馬が暑くなってしまうんですね!
では、日本海側から吹いてくる風はどうでしょうか? 長野や新潟などの涼しい地域からくる風なら涼しいのでは? と思いますよね。
日本海側の山にぶつかった空気は、山を越えて群馬におりてくる時には乾いた熱風になるんです! フェーン現象と呼ばれるものですね♪
海からの涼しい風は届かず、太平洋側からはヒートアイランド現象、日本海側からはフェーン現象がやってくるのが群馬の特徴なんです!
山のすぐ近くに平地がある桐生市や前橋市、高崎市では小さなフェーン現象が起きて気温がはね上がりやすいと考えられています!
群馬で特に暑い場所はどこ?伊勢崎や桐生はなぜ暑い?
群馬・前橋市 今年の猛暑日❝33日”で過去最多に | 2023/8/28 – 群馬テレビ https://t.co/cZQy6cD8Dn
— 群馬テレビ報道部 (@gtv_houdou) August 28, 2023
では、群馬で特に暑い場所はどこなのでしょうか?
2023年の最高気温を見てみると、8月30日までで桐生市が全国5位の39.7度となっています!
今年は桐生市が群馬で最も暑かったんですね♪
伊勢崎市や館林市、前橋市、西野牧でも39度を超えており、群馬の暑い場所はどんどん増えているみたいです!
群馬の土地は、関東山地と越後山脈に囲まれた関東平野でできています! さらに、おとなり栃木には足尾山地があるんです!
つまり、群馬にある平野はすべて山の近くにあるため、フェーン現象によって日本海側から乾いた熱風が届くんですね!
1,500mより上の高い山が多い草津町や嬬恋村などは30度、みなかみ町は35度前後など、暑さが厳しくないところもたくさんありますよ♪
群馬には山と谷ばかりの地域と、山に囲まれた平野の地域しかないと言っても過言ではありません!
山の上のほうは涼しくなりますが、山の中腹から平野にかけての地域はどこも暑くなる要素があるんですね…。
しかし、山に囲まれた平野でも暑い地域とそうでない地域が分かれる理由は専門家でもよく分からないとのことでした!
群馬の冬の気候は?
【雪の桐生が岡動物園】
2月10日、午前10時。雪景色の中の #桐生が岡動物園 の動物たちです。
(1枚目)#レッサーパンダ
(2枚目)#フラミンゴ
(3枚目)#ヤギ
(4枚目)#ヒツジ#桐生 #群馬 #未来へはばたけ山田製作所桐生が岡動物園 #桐生が岡動物園 #もふもふ #動物 #雪 #雪景色#kiryu #zoo pic.twitter.com/kioz4kgOgz— 桐生市 (@KiryuCity_PR) February 10, 2023
では、群馬の冬の気候はどうなっているのでしょうか? まずは、季節風について説明しますね!
夏は太平洋側から、冬は日本海側から吹いてくるのが季節風です! 群馬における冬の季節風は、赤城おろしとも呼ばれていますよ♪
また、群馬県の雪事情は特殊です! 新潟に近い地域は雪雲の影響で積雪が多いのですが、平野は季節風の影響で晴れることが多いんです!
つまり、群馬県の北側は日本海側のような豪雪になり、南側は太平洋側のように雪は基本的に積もらないんです!
これだけの差が県内の50㎞未満で見られるのはめずらしく、少し標高が変わるだけで景色が変わるのが面白いですよね♪
しかし、雪は降っていなくても季節風が強く吹くため体感温度はとても低いんです! ヒートショックには気を付けないといけませんね!
まとめ
以上、気候や地形の特徴からの群馬が暑い理由、暑い地域などについてまとめると
・群馬は地形の影響で、夏は暑く冬は寒い
・群馬は海なし県のため、海からの涼しい風が届かない
・東京や埼玉のヒートアイランド現象によって群馬に温められた空気が運ばれる
・日本海側から吹く風はフェーン現象によって乾いた熱風になり平野に吹きおろす
・山の高い場所は涼しいが、山に近い平野では小さいフェーン現象が起きて気温が上がる
・桐生市、館林市、伊勢崎市、前橋市などは山に囲まれた平野であるため気温が上がりやすい
・群馬の冬は季節風(赤城おろし)が強く吹くため、気温よりも体感が低くなる
・冬は気候の南北差が激しい。北は激しく雪が降り、南は雪が積もらない
とのことでした!
群馬県は特徴的な地形のため、夏はとても暑くなり、冬は南北で差がある気候になることが分かりましたね!
少しでも参考になれば幸いです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
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